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7話・悲しみの心は消えず

  • 2010/10/08(金) 22:13:40

「………」



私は自室で言葉を発せない人形のようになっていた。
それは消えない悲しみを物語っていたのであった…。


何も考えていない上の空の私はとあることを思い出す。


『…わかった…なら、アドレス教えておくから、洗ったらメールで教えてくれ』

「そうだ…洗わないと…」

私はゆっくりと立ち、ふらついたまま洗濯機の所まで歩いた。
洗濯機を動かしている間も黒栖のことが忘れられない私は、ただただ…闇へと沈んでいくしかなかった。





―――――――――――――――――――――



「土璃さん、報告書出来上がったぜ?」
「御苦労。最近やけに仕事熱心だな、左玖」

書類を渡している表情が穏やかだったのか、妙な所で土璃さんは気づく。
そんなに嬉しそうにしてたか、俺?
まぁ、あの一件があってから仕事が楽しいしな。
俺は総志に誘われた無料ライブ"Milk Crown"を見に出かけた途中ではぐれ、俺は迷子になっていた。
そんな所を俺はYuzukiという少女に出会った。
泣いている姿が見捨てられなかったんだ…。

「…ちょっと…良いことがあったんだよ」

フッと笑みを零すと携帯のバイブが鳴り響いた。
俺は土璃さんに「わりぃ」と断りを出してからメールを開ける。

―こんにちは。この前ハンカチをお借りした者です。洗い終えたので、お返ししたいのですが…今お時間ありますか?―

「…"Yuzuki"ちゃん…」
「?誰だ、それは」
「あ、いや…1時間ほど時間くれねぇか?すぐに戻ってくるから」

慌てるように俺はその場を走り去り、メールをすぐに返した。

―時間ならあるぜ。どこに行けばいいんだ?―


















「待たせたな」

仕事場から近いカフェで俺と柚騎は待ち合わせることになった。
柚騎の側に行くが、違和感を感じた。
以前に見た姿と違うせいか…いや、精気がない。
目に光を失っていた。
その姿に言葉を失う。

「いえ…大丈夫ですよ」
「…そ、そっか」

俺達は向かい合わせになり、席に着いた。

「あの時はハンカチありがとうございました」
「いや、いいんだよ。当然なことをしたまでだしさ」

心の底から笑ってない笑みに俺は胸の痛みを感じる。

「(どうして…どうしてこいつは笑ってないんだ…)そういえば、自己紹介してなかったな。俺は左玖。桜和事務所で働いているんだ」
「私、柚騎と申します。元Milk Crownのボーカル担当者です」
「?"元"?」

俺は引っかかった。
確か、Milk Crownって…最近無料ライブしたばかりだろ…?
なんで…"元"なんだ?

「私の会社、倒産したんです。倒産と共に私は…大切なものも失いましたし…」

柚騎は俯いて方をフルフルと震わせていた。
俺は慌ててハンカチが入った紙袋を手に持って店を出た。
近くの人気のない公園に俺は柚騎を引っ張ってきた。

「…何があったんだ…?」

洗いたてのハンカチを取り出し、ゆっくり涙を拭う。
柚騎は俯いたまま涙を零し、小さな声で答える。

「…私の…大切な人……黒栖が………黒栖が死んじゃったの…!!!」

小さな声は段々荒くなり、声を張り上げた。
はっと我に返った柚騎はまた俯いてしまった。

「…ごめんなさい…私、黒栖が今までの全てだったから…」
「…お前と黒栖って…どういう関係だったんだ…?」

涙を拭って静かに椅子に座って空を見上げる。

「…私は黒栖のマネージャーだったの…黒栖と初めて会った時はただの変態って思ってた………けど…」



「…好きになってしまったの…」

風で柚騎の髪は靡き、俺はドキッとしてしまった。

「元々一緒に暮らしてた家族だったってのもあったし、一緒に仕事をしていて楽しかった…そしてね…黒栖に告白されたの。"好きです"って…」
「…凄く…大切な人だったんだな…」

小さく頷き、また俯いてしまった。

「…黒栖のいない世界で…何をしろっていうんだろうね…」
「……きっと…」

俺は悲しげに泣きそうになる柚騎をゆっくり抱きしめる。

まだ会って2回目なのに…こいつのこんな顔、苦しくなる…。

「きっと黒栖は死んでもお前の傍に居る。黒栖は、お前の幸せを願ってるはずだ。そんなに愛されていたんだから、絶対だ」
「…左、玖…さん……」
「まずは仕事からだな!ちょうど俺の仕事場、募集してるんだぜ?」

左玖の笑顔に呆気に取られながらも、柚騎は小さくクスクスと笑った。
その笑顔を見た俺は安心した表情を見せる。

「秘書を募集してるって言ってたけど、秘書検定持ってるか?」
「一応は持ってますよ」
「なら大丈夫だな!じゃ、今から行くぜ?俺、仕事も残ってるし」
「え、ちょ…左玖さん!?」

俺は柚騎の手を引き、桜和事務所まで走っていった。
柚騎は左玖の後ろ姿が黒栖の背中に当てはまり、悲しくなったが悲しみを振り払って仕事場まで走って行った。



「此処が俺の仕事場だ」
「お…大きい……」

この仕事場、私の元仕事先より大きくないか…?



「あ、左玖さん。土璃さんに怒られ…って……"Yuzuki"ちゃん…?」


有名人の元Milk Crownのボーカルの私が目の前に居るのに大分驚いていた総志は、手に持っていた書類をバサバサと落とし、人形のように固まったのであった。





***************************************
*あとがき*

さぁ、左玖さん以外に総志と出会いました\^p^/
この後、どうなることやら…。

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6話・新たな出会いと別れ

  • 2010/10/08(金) 00:04:47

「ねぇ、左玖さん。今から有名人気バンド"Milk Crown"の無料ライブ見に行かない?」

「おい、総志。お前仕事残って「さ、行くよ」


多分、この時の総志の声かけがなかったら…俺はここにいないだろう。
これは、とある少女との小さな出会いが大きくなった話…。





「何がなんでも嫌です!そんな服、このバンドと無縁な姿ですもん!!!」

私は勢いよく楽屋を出て行った。
もうすぐライブの時間というのに、あまりにも嫌なことがあって抜け出したのだ。
何故かって?
社長が用意した衣装に嫌気をさしたから。
ピンクのフリルなんて…そんなの"Milk Crown"じゃない。
Milk Crown…。
それは、私が燐鎖と憐鎖で気付きあげたバンド名。
元々社員だった私は人手不足ということだけでバンドを結成された。
でも、燐鎖と憐鎖と気付きあげるバンドは嫌ではなかった。
凄く…凄く大切なグループだと思っている。

そんな大切なバンドをたった一つの衣装で台無しにされるのはごめんだ。







「…迷っちまった…んだよ…な…?」

俺は別の場所で迷子になっていた。
事務所っていうのはこうも広いもんなのか?
そう思いながら俺は誰も通らない廊下を歩いていた。
その時だった。
小さな嗚咽が聞こえたんだ。
俺はその嗚咽が聞こえる方向に歩いていった。
たどりついた先には黒のゴスロリ姿で泣いている女の子の姿だった。

「ひっく…ぅくっ……ふ………」


「…なんで泣いてるんだ…?」
「!!!」

その女の子は俺の方向へと勢いよく振り向いた。
化粧が落ちたせいもあり、涙は黒に染まっていた。

「あ…す、すみません!とんでもない姿を見せてしまって…!」
「いや、いいって。それよりも、大丈夫か?」

俺はその女の子にハンカチで涙を拭ってやる。
女の子は大人しく涙を拭かれていたが、とあることに気づき青ざめていた。

「す、すみません!ハンカチまで汚してしまって…」
「気にするな。女が泣いている姿なんて放っておけないしな」

笑顔を向ければ女の子は小さな笑みを見せる。

「ならせめて…ハンカチを洗って返したいのですが…」
「そんなことまでしなくていいんだぞ?」
「いえ!せめてものお礼をさせてください」
「…わかった…なら、アドレス教えておくから、洗ったらメールで教えてくれ」

そう言って俺はメールアドレスを教えた。
別によかったのになっと思いながら、女の子の優しさを受け取った。

「そういえば、どうしてこんな所にいるんですか?」
「あ?あ、あぁ~…その…道に迷ってしまってな…」

困ったような表情を浮かべると女の子はキョトンとした顔で俺の顔を見てきた。
そして俺は続けて此処にいる理由を話す。

「俺の仕事仲間に総志っていう奴がいてな、そいつと一緒に"Milk Crown"の無料ライブに来たんだが…はぐれちまってさ」
「…此処は迷子になりやすいですからね。途中まででよろしければ道案内しましょうか?(もしかしてこの人…私が誰だか知らない…?)」
「あぁ、助かるぜ。俺な、テレビとか見ない人だから、有名バンドとか実はあんまり知らねぇんだ」
「(やっぱり…)そうなんですか?今、凄く有名なんですよ」

話をしながら道案内をしてもらう為に歩き出した。
数分の間だったけど、女の子と話す時間が長くて楽しい時間に感じた。
女の子はライブの入り口近くで足を止め、ニコッと笑う。

「此処を右に曲がれば会場に着きます」
「ここまでありがとうな?」
「いえいえ。では…」

俺を見送る女の子は小さく叫ぶ。

「あの!…ライブ…きっと楽しくなりますよ」


そう言って女の子は走り去って行った。
何故女の子はそう言ったんだ…?
そういえば、結局あの女の子は何者だったんだろう…。

「いたいた!左玖さん、ライブ始まるよ!」
「あ、あぁ!」

俺はそのままライブ会場まで走って行った。
そこには沢山のファンで埋もれていて、俺達は近い場所で取れた為に一番近い場所で見ていた。

「Milk Crownの"Yuzuki"って子が一番人気あるんだよ?」
「へぇ…あ、始まる」

会場は暗くなり、歌の出だしに耳を傾けた。
そして、ステージは一気に明るくなると俺は驚きの眼差しでステージの中央に立つ人物に目を疑った。

「みんなー!今日は楽しんでいってね!!!」
「!!!!」

そう、中央に立っている女の子は、先ほどまで一緒に居た女の子だった。

「あの中央に立っているのがYuzukiだよ」
「そう…なんだ………」

女の子は楽しそうに歌い、ライブを盛り上げていた。
その姿に目を奪われた俺はもしかしたら惚れてしまったのか?
いや…そんなわけはない…。





「柚騎、お疲れ様!」
「二人ともお疲れ様。疲れたぁ…」

私はライブを終えてゆっくりしていた。
でも、笑顔だけは絶やさず帰宅の準備をしていると慌しく社長専属の秘書が入ってきた。

「柚騎さん!!!く…黒栖さんが…!!!」
「…ぇ………」







私がライブ中に交通事故にあったらしく、終わったあとすぐに黒栖は息を引き取った。
悲しみだけが募り、私は立ち直れなかった。
自分にとって大切な騎士…いや、大切な人が亡くなったと共に私の会社は倒産し、新しい仕事を探すことになった。







***************************************************************
*アトガキ*
凄く久しぶりのブログ更新でこの終わり方とか^p^
次回は多分、後日…かな?

遊んでみた~(笑

  • 2010/06/24(木) 22:48:55

こういうのを拾ったのでやってみた(笑















では、興味のある方、やってみて下さい。

注意点は、必ず順番にやってください。先を見てはいけません。

このゲームを考えた本人は、メールを読んでからたったの10分で願いがかなったそうです。

このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果をあなたにもたらすでしょう。

約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。

たったの3分ですから、ためす価値ありです。



まず、ペンと、紙をご用意下さい。先を読むと、願い事が叶わなくなります。






1)まず、1番から、11番まで縦に数字を書いてください。














2)1番と2番の横に好きな3~7の数字をそれぞれお書き下さい。













3)3番と7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。
    (必ず、興味のある性別名前を書く事。
         男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら同姓の名前を書く)







必ず、1行ずつ進んで下さい。先を読むと、なにもかもなくなります。









4)4.5.6番の横にそれぞれに、自分の知っている人の名前をお書きください。
 これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。









まだ、先を見てはいけませんよ!!










5)8.9.10.11番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。













6)最後にお願い事をして下さい。







さて、ゲームの解説です。





1)このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。




2)3番に書いた人は、貴方の愛する人です。




3)7番に書いた人は、好きだけど叶わぬ恋の相手です。




4)4番にかいた人は、貴方がとても大切に思う人です。




5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。




6)6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。




7)8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。




8)9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。




9)10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。




10)そして11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。




これを読んでから、1時間以内にブログに貼り付けなさい。

そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。



どうでしたか???

明日は

  • 2010/06/22(火) 22:30:56

学校の友達とカラオケ(六∀`*)
めっさ楽しみだぁ~Www
薄桜鬼とボカロとアニソン歌いまくってきまふWww

帰宅をして。

  • 2010/06/09(水) 16:34:24


皆様お久しぶりです。
柚樹です(六∀`)
最近専門学校の方が微妙に忙しいっす。
学校は楽しいんですけどねWww(笑)


最近医療事務の授業が難しい。
レセプトって何?美味しいの?的な感じで(笑)
一応追い付こうと必死ですが…よくわからん。



そして、ただいま外にいます。
自宅前に。
何故外かって?
親が出掛けていて、家の鍵を忘れたからWww←←←
寧ろ、家で失った←←←

探さないとなぁ(六ω`)

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